4月は「文京つつじ祭り」へ。根津神社でつつじの花を楽しもう。

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文京つつじまつり開催について おでかけ

桜のお花見も良いですが、桜は開花期間が短く、タイミングを合わせるのも難しいですね。
しかも、大変混雑します。
春は、桜以外にも、沢山の花が咲き始めます。名所を訪ねて、歴史と花に触れるのはいかがでしょうか?
今回は、文京区にある根津神社の「文京つつじまつり」を紹介します。

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第53回文京つつじまつり

2024年、「第53回文京つつじまつり」について紹介します。

「文京つつじまつり」の開催では、根津神社のつつじ苑が公開されます。

文京区では、「文京花の五大まつり」というものがあり、「つつじまつり」はその一つとなっています。

2024年3月30日(土)~4月30日(火)

第53回文京つつじまつり開催予定

開催期間:2024年3月30日(土曜日)~4月30日(火曜日)
開苑時間:つつじ苑開苑・まつり期間中の9時30分~17時30分
料 金 :つつじ苑入苑寄進料500円(引率のある小学生以下のお子様は無料)

※混雑時は入場制限をする場合があります

 

つつじの開花時期は?

根津神社のつつじ苑には、約100種・3,000株のつつじが植えられています。
つつじの種類によって、早咲き・中咲き・遅咲きのものがあり、徐々に咲いていきます。
そのため、開苑期間中はどのタイミングでも、つつじの花が咲いている様子を見ることができます。
期間中の中旬頃は、一番多くのお花が咲いて楽しめる状態ですが、
咲き始めの時期や、後半の遅咲きの花が咲くときには、つつじの花に新緑の緑が映えて、それもまた綺麗です。

つつじまつり中の行事

つつじまつりの期間中に、根津神社で行なわれる、イベントなどについて紹介します。

4/7(日)12時 神輿渡御 根津祭友会
4/14(日)雨天延期日 4/21(日)稚児行列
4/19(金)10時~12時 食品衛生街頭相談 文京保健所
4/21(日)10時~12時 みどりの羽根募金 ボーイスカウト文京3団
4/27(土)13時 なぎなた奉納稽古 文京区なぎなた連盟
4/28(日)13時 浦安舞 氏子童女
4/29(月祝)まといパレード 立正佼成会文京教会
4月中の土日 10時~16時 伝統工芸展示会
4/13(土)20(土)28(日)12時・14時 根津権現太鼓
期間内毎日 植木市、骨董市・露店(骨董市・露店は~5/6まで)
期間中毎日 12時・14時 三十六歌仙絵・随身像拝観
など、つつじまつりを盛り上げる、様々な催し物が行われます。
露店もあるので、つつじを眺めながら、美味しものを食べるのも良いかもしれませんね。
【つつじまつり限定特別御朱印頒布】
つつじまつり限定特別御朱印 1,000円

つつじまつり期間中は、根津神社の限定の御朱印があります。

せっかくなので、記念にいただきたいものです。

つつじ苑のつつじの様子

 

「文京花の五大まつり」とは

根津神社のつつじ苑が開放される、つつじまつりですが、
「文京つつじまつり」という名称になっています。
これは、文京区で行われている「文京花の五大まつり」の一つとなっています。
この「文京花の五大まつり」について、簡単に紹介します。

文京花の五大まつりとは

文京区では、神社や地域の花の名所で、季節ごとのまつりが行われています。

【文京花の五大まつり】
●文京さくらまつり:3月下旬~4月上旬ころ 播磨坂桜並木
●文京つつじまつり:4月~5月ころ 根津神社
●文京あじさいまつり:6月頃 白山神社
●文京菊まつり:11月ころ 湯島天満宮
●文京梅まつり:2月ころ 湯島天満宮

神社の多い地域ですので、季節の花が植えられていて、楽しむことができます。
最近は、温暖化の影響で花の開花時期が早まっていますので、開催期間は毎年確認が必要です。

 

根津神社について

「文京つつじまつり」が行われるつつじ苑がある、根津神社について簡単に紹介します。

根津神社とは

東京都文京区にある根津神社は、1900年前に日本武尊(ヤマトタケル)が創建したと言われています。「東京十社」の一つに数えられ、7000坪を誇る広い境内が特徴的です。

江戸時代・宝永3年(1706)に作られた、権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門が今でも現存し、7つの建築物が国の重要文化財に指定されています。

根津神社の境内は、宝永3年(1706)に現在も残る社殿などの7棟が、徳川五代将軍綱吉によって造営されました。

それ以前は、綱吉の兄・甲府藩主綱重(三代将軍家光の三男、六代将軍家宣の父)の下屋敷で、
のちに六代将軍となる、綱豊(家宣)の生誕の地でもあります。

根津神社の境内

 

根津神社のつつじ

根津神社が綱吉の兄・甲府藩主綱重の下屋敷だった頃、上州館林藩主であった弟・綱吉との縁から、
つつじの名所であった館林より、キリシマツツジをこの下屋敷の西側の丘に移植したのが、
根津神社のつつじの起こりとされ、つつじヶ岡と呼ばれる名勝となりました。

現在のつつじは、戦災で被災した社殿の修復が終わった後、荒れていた丘に3,000株を増植したもので、昭和45年より「文京つつじまつり」が開催されています。
今では、約100種・3,000株の色とりどりのつつじが楽しめます。

まとめ

「文京つつじまつり」が行われる、根津神社のつつじ苑と、根津神社について紹介しました。

根津神社へのアクセスは

根津神社 〒113-0031 東京都文京区根津1-28-9

東京メトロ千代田線「根津」駅、「千駄木」駅より徒歩5分
東京メトロ南北線「東大前」駅より徒歩5分
都営地下鉄三田線「白山」駅より徒歩10分

駅からのアクセスも良く、バスも色々利用できる便利な場所です。
つつじまつり中は、混雑し、入苑するにも並ぶこともありますので、時間には余裕をもって
お出かけしてみてください。

根津神社の近くには、森鷗外が文京区に移住してから最初に住み、後に夏目漱石が住んだこともある千朶山房(せんださんぼう)や、鷗外が後半生に暮らした観潮楼(かんちょうろう)があります。
他にも文京区には、多くの文豪に縁のある旧跡が残されていますので、周辺を散策してみるのもオススメです。
また、この時期の過ごし方や行事、二十四節気についてこちらのブログでも紹介しています。https://kurashiniikasu-wanotie.com/koyomi/1013/
良かったら、参考にしてみて下さいね。