暦と生活・12月の二十四節気と七十二候「冬至」について

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二十四節気の冬至について紹介します 暦と生活

いよいよ12月。旧暦では師走です。
何となく気分も街も、慌ただしくなってきます。
年末年始に向けて、イベントも色々ある時期。
同時に寒さと乾燥で、風邪も流行ってくる時です。
今一度、落ちついて、この季節の過ごし方を考えてみてはいかがでしょうか?
ここでは、12月の二十四節気の「冬至」について、
そして「冬至」の七十二候について、期間中の過ごし方・行事などをご紹介します。

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二十四節気の冬至とは?

ここでは、二十四節気の冬至について、どのような日で期間などを紹介します。

冬至はいつ?

2025年の「冬至」は、12月22日(月)です。

二十四節気の「冬至」の期間を表す場合は、
2025年は12月22日(月)~2026年1月4日(日)です。

二十四節気の冬至について

一年を二十四の節気に分けた二十四節気の中で、
「冬至」は、22番目にあたります。

話を聞く女の子

「冬至冬中冬始め」という言葉があります。
「とうじふゆなかふゆはじめ」と読みます。

話す若い女性

冬至は暦の上では冬の真ん中ですが、実際には、
本格的に寒さが厳しくなるのは、冬至のころから始まる。
という意味があります。

二十四節気の冬の節気では、冬至はちょうど冬の半ばにあたります。
しかし、寒さの体感としては、ここからが寒さの本番です。
冬至から冬が本格的に始まるように感じられる季節でもあります。

同時にウツボグサや麦の芽が出始める頃でもあり、雪の下では植物は春を待って準備しています。

冬至とはどんな日?

「冬至」の日は、昔の暦を知らない人でも、馴染みがある日かもしれません。

冬至とは?
一年でもっとも昼が短かく夜が長い日。

太陽の位置が一年で一番低い位置となり、もっとも日が短い日です。
また、冬至は太陽が生まれ変わる日ともされて、力が弱くなった太陽が
冬至を境に蘇るとされていました。

その様子は「一陽来復」と言われ、落ちた運気が再び上昇する日とされています。

 

話を聞く女の子

冬至の日には、
寒さを乗り切るために栄養価のあるかぼちゃを食べたり、
柚子湯につかり無病息災を願うイメージがあります。

話す若い女性

冬至の日は、
「ん」のつく食べ物を食べると運が良くなるという
「運盛り」という習慣があります。

「ん」が二回重なる食べ物が良いとされ、
なんきん・にんじん・だいこん・れんこん・うどん・ぎんなん・きんかんなどを食べます。

 

冬至の食べ物

また、小豆は赤い色が魔除けになるとされて、
冬至に小豆粥や小豆団子・赤飯などを食べる習慣もあります。
冬至粥という小豆をいれたお粥があります。

そして、冬至や大晦日・節分などの節目には、
体の中をきれいするための「体の砂払い」「砂おろし・砂はらい」と言った習慣も
あり、こんにゃくなど食物繊維をとり、腸をきれいにします。

 

 

冬至の七十二候について

冬至は、私たちの生活のなかにも習慣として根付いています。
そんな冬至の期間をさらに3つに分け、季節の事象などを表した
七十二候について、見ていきましょう。

冬至の初候:乃東生 12月21日~12月25日ころ

乃東生ウツボグサお花

 

話を聞く女の子

冬至の初候は、「乃東生」で、七十二候の第64候です。
「なつかれくさしょうず」と読みます。

夏になると枯れてしまう靭草(うつぼくさ)の芽が出る頃
の様子を表しています。

「乃東生」の期間は、2025年は、12月22日(月)~12月25日(木)です。

話す若い女性

乃東とは、靭草の古名で、漢方にも使われる植物です。
冬至の頃に芽が出て、夏至のころには枯れてしまうので、
「夏枯草」とも言われます。

「乃東生」のころは、
靭草というこの草以外の草木は、まだほとんど枯れている季節です。

夏至の初候である、七十二候の第28候の
「乃東枯・なつかれくさかるる」6月21日~6月25日ころと対になっています。

 

冬至の次候:麋角解 12月26日~12月30日ころ

鹿角解さわしかつのおつるのイメージ

話を聞く女の子

冬至の次候は、「麋角解」です。
「さわしかつのおつる」と読みます。

「麋角解」の期間は、2025年は、12月26日(金)~12月30日(火)です。

麋は大型の鹿の一種。
※写真の鹿はヘラジカではありません。日本の鹿が角を落とすのは、春になってからです。

話す若い女性

「麋角解」とは
へラジカやトナカイなどの角が、一年に一度、根元から抜けて
生え変わるころの様子
を表しています。

大きな角が抜け落ち、春になると、また新しい角が生え始まります。

冬至の末候:雪下出麦 12月31日~1月4日ころ

雪下出麦

 

話を聞く女の子

冬至の末候は、「雪下出麦」です。
「ゆきわたりてむぎいづる」と読みます。

 

「雪下出麦」の期間は、2025年12月31日(水)~2026年1月4日(日)です。

 

話す若い女性

「雪下出麦」とは、
降り積もった雪に覆われた畑の下で、麦の芽が出始めるころ

の様子を表しています。
麦の芽は、重い雪の下で、暖かい春を待っています。

麦は別名「越年草」といわれ、冬に芽を出して6月に収穫を迎えます。

小満の末候、七十二候の第24候にあたる、
「麦秋至・むぎのときいたる」5月31日~6月4日ころと対になっています。

 

 

冬至の期間中の行事など

冬至の期間中に行われる、主な伝統行事を見ていきましょう。

12/26~29 薬研堀不動院 納めの歳の市

毎年この時期に行われるのが、薬研堀不動の歳の市です。
歳の市とは、正月用品を売り出す市のことです。
江戸時代は各地で歳の市が行われ、その最後を飾ったのが薬研堀の歳の市。
現在は、浅草の羽子板市と薬研堀不動尊の歳の市だけが残っています。

薬研堀不動院は、目黒不動、目白不動と並び、「江戸三大不動」と言われます。
講談の発祥の地、七味唐辛子の発祥の地ともいわれています。

大本山川崎大師平間寺東京別院薬研堀不動院
納めの歳の市
開催日時:2025年12月26日(金)~28日(日) 10:00~19:00
アクセス:〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-6-8
都営浅草線「東日本橋駅」B3・B4出口 徒歩約3分
都営新宿線「馬喰横山駅」A3・A4出口 徒歩約5分28日は、納めの不動として特別護摩供養が行われます。
境内の「講談発祥記念之碑」前では、講談師が参列し、
古くなった愛用の張扇や扇子をお焚き上げし、芸道上達を祈願します。
また、講談師による辻講釈も行われます。

 

12/28・12/30 餅つき

正月に飾る餅を作る餅つきを行う日。
餅つきのほか、門松・注連縄などの正月飾りを用意するのもこの日に行います。

新しい年ともに、お迎えする神様の依り代・居場所となるのが鏡餅です。
年神様は、豊かな実りと魂(生きる力)を分けてくれると言われています。
その神様の魂が宿った鏡餅を、家族でわけていただきますが、
それが、御降玉→御年魂→御年玉へと変化していき、今ではお餅の代わりに、お小遣いをもらいます。鏡餅を雑煮やぜんざいにして食べたりするのは、年神様からの魂分けの名残ともいえます。

話す若い女性

お正月飾りを準備するにあたって、31日に行う一夜飾りは失礼とされています。
また、29日は二重苦・苦持ちを連想するとして縁起悪いため、
28日か30日に行うのが良いといわれています。

12/31 大晦日

毎月の月末のことを「晦日」といい、12月は一年で最後の月でなので「大晦日」と言われています。
また、三十日の読み方の「みそか」が転じて、おおみそかとも言う説もあります。
大晦日は家にやってくる年神様をお迎えするために寝ないで待つ日です。
除夜の鐘・大晦日の夜から元旦にまたがり、寺院では人間の煩悩の数とされる108の鐘をつきます。
お正月のおせち料理を準備して、年越しそばを食べて、新年を迎えます。

1/1 元旦

新年を迎えた、1月1日です。
一年の始めの日。「年の始めを祝う」国民の祝日です。
門松や鏡餅を飾り、お屠蘇を飲んだり、お節料理や雑煮を食べて祝います。

新年最初の日の出は、「初日の出」
山頂からみるも初日の出「御来光」
といいます。

元旦は、元日の朝のことを指します。
「旦」の字は、地平線から日が出る様子を表していると言われています。

1/2 初夢・書初め

●初夢
正月2日の夜に見る夢が初夢です。

初夢に見ると良いとされているもの
「一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭」

富士と扇:末広がりで子孫繁栄や商売繁栄
鷹と煙草の煙:上にのぼるので運気上昇
茄子と座頭(剃髪した盲目の按摩師):怪我ない(毛がない)ので家内安全

を意味しているといわれています。

●書初め
年が明けて初めて書や絵をかくのが「書き初め」

1月2日にから習い事を始めると上達するといわれていて、
この日に初稽古をするお稽古事が多いです。

書き初めで書いたものは、1月半ばに行なわれる、「左義長」「どんど焼き」で燃やし、その炎が高く上がると字が上達するともいわれます。

 

まとめ

12月の二十四節気である「冬至」とその七十二候をご紹介しました。
新しい年を迎えるにあって、準備することも多く、忙しくもありますが、気持ちの切り替えにもなります。
冬の寒さに備えて、旬の栄養ある食べ物をいただき、健康で無事に一年を終え、そしてまた新しい年を元気に迎えたいものです。